PRIDE.33 “THE SECOND COMING”

今日はカードもイマイチだったし、PPVを購入するの迷ったけど観て良かった。9試合中判定は1試合だけ、しかも4試合が番狂わせ。面白かったけど今まで築いてきたものがどんどん壊れていった、これから主戦場はアメリカになるみたいだし、今まであった見えないしばりが無くなったのは良かったのかな。ただ全体的に選手の動きが悪かった、良く見えたのはマッハとダンヘンくらい。環境か?シウバ、五味、ショーグン、ハリトーノフが普通の選手に見えたし・・・三崎はあんなもんだと思うが・・・結果、波乱の嵐で今後どうなるのか全く分からないが、昔のPRIDEは予定調和に終わらないところが最大の魅力だったことを思い出した。

第1試合 ヨアキム・ハンセン vs ジェイソン・アイルランド

順当な結果。ヨアキムは青木に負けてるし、強豪の一人ってところ。

第2試合 三崎和雄 vs フランク・トリッグ

ウェルター級のトーナメントを制した三崎が負けたんだから、番狂わせなんだけど番狂わせ感なし。トーナメントでフィリオに負けてるしな。

第3試合 トラビス・ビュー vs ジェームス・リー

両方とも良く知らないけど早く終わって良かった。今後どうなる選手でもないと思う。

第4試合 アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ vs ソクジュ

ミドル級で最も負けにくホジェリオがあっさり、、、今回はラッキーパンチでやられたけど次は寝技で塩漬けだろう。

第5試合 桜井“マッハ”速人 vs マック・ダンジグ

マッハは今日一番コンデションが良く見えた。今日五味とやってたら勝ったかも。

第6試合 セルゲイ・ハリトーノフ vs マイク・ルソー

ハリも勝ったは勝ったけど動きはイマイチだった。いくら調子悪くてもこんな選手にマウントとられるはずはないんだが・・ジョシュも絞って変わったし、早くシュルトとやったときのハリトーノフに戻って欲しい。

第7試合 マウリシオ・ショーグン vs アリスター・オーフレイム

ショーグンも動きは良くなかった、オーフレイムは結構動き良かったし。今日の流れで勝てたのは良かった、これでダンヘンに一番近づいた、というかダンヘンとやったら普通に勝つか。

第8試合 五味隆典 vs ニック・ディアス

五味は絶対に落としてはいけない試合を落としてしまった、最初にダウン奪ったときに決めに行けば違った展開になったかもしれないし、2R以降安全運転してれば相手が右眉、左ほほざっくり切られてたしレフリーストップで止められたかもしれないし、フットチョークってのが負けるにしても負け方が悪すぎ。得るものは全くなく、失ったものが大きすぎる。なんであんな戦い方をしたのだろうか。
良かったところといえばライト級GPが面白くなりそうな事、 五味、マッハ、ディアス、青木、ハンセン、メレンデス、川尻、石田などが顔を揃えれば面白いGPになりそ。五味が出れば五味と予想。

第9試合 ヴァンダレイ・シウバ vs ダン・ヘンダーソン

7年以上、同階級の選手には負けらしい負けが無かったシウバがついに陥落。ミルコが去ってプライドはシウバを押したかっただろうに・・・これで終わりではないけど絶対王者としてのイメージは完全に崩れ去った。
ダンヘン次はジョーグンかアローナか。どっちにしても勝てないと思うけど。中村カズがダンを倒すのが一番嫌な展開。男祭りで負けてるから無いか。