ハゲタカ

何か腑に落ちないものを感じならがらハゲタカを全部観てしまった。一部では絶賛されていた様だけど、そこまでの出来では決して無かったと思う。物語中では鷲津、芝野、三島、西野の関係がリンクしてるんだけど実際そんな事はありえないと思う。西野の成り上がり方も不自然だし芝野が銀行を辞めたところや西乃屋やサンデートイズが再生するところなんかはもう少し詳しく取り上げても良かったのではないだろうか。その方が第6話よりハゲタカの功が説得力があったと思う。
で、エンディングをみるとこのドラマのメッセージは何かというと「ライブドア」「村上ファンド」なんかに見られる拝金主義に警鐘をならているつもりなんだろうなぁと感じた。とはいえ「ビクター」は外資に売られるし「スティールパートナーズ」は日本株を買い進めるだろう。結局なんというかヌルいドラマだった。
ハゲタカといえばPRIDEがハゲタカじゃなくてUFCに買収されるらしい、それもたっ十数億で。PRIDEが観たいがためにスカパーにも入ったしPRIDEのクレジットカードも作ったのに・・・無念なり。4月の米国大会が中止になったしおかしなところが多かったんだけど・・・これで日本での興行はほとんどなくなると思うけど前回の米国興行は普通に観れたし、今後も普通に観れればいいんだけど。