1日目 東へ ロサンゼルス

今回の旅の目的は「メジャーリーグ」と「カジノ」、思わず勢いで航空券を取ってしまったが余分な金は無いしいかに宿代を安く上げるか、カジノでの収支をどう持っていくかがカギ。
ロスに着いたのは19日の9時半、日本は19日の15時に出てきたのでちょっと不思議な感じ。飛行機のフライト時間は10時間、良く寝れたし最後尾で隣も居なかったのでリラックスできた。入国審査はすごい厳しかった、今まで十数カ国行っているけど一番時間も掛かったし厳しかった。指紋や写真も取られたし泊まるホテルも記入しなければならない。外に出ると曇っていてなんか肌寒い、日本より寒いかも。カリフォルニアの青い太陽と強い日差しをイメージしてたのに。
空港と言うのは大体郊外にあり、毎度そこから市街地に出るのは苦労させられる。まあタクシーを使えば早いのだが、あまりタクシーは使いたくないので今回も市街地に出るのにひと苦労する。ガイドブックによるとLEXという空港内を走る無料バスに乗ってバス停まで行けば良いらしい。LEXに乗ると空港からどんどん離れていく、不安になりちょうど乗っていた日本人にどこに向かっているのか聞くと地下鉄の駅に向かっていてそこから市街地に行けるとの事、予定とは違ったが結果オーライ。よく旅行しているわけではないみたいだが、旅慣れている感じでこの人と途中まで一緒に行く。医療関係の仕事でアナハイムで行われる学会に参加するのが目的らしい。ホテルは日本で予約しているようで、途中で別れリトルトーキョーに行く。リトルトーキョーホテルかダイマルホテルに泊まるつもりだったが、リトルトーキョーホテルは満室というか入り口に鍵が掛かっているので、ダイマルホテルに行く。ホテルは1泊45ドルでトイレ・バスは共同。部屋も綺麗だし取り合えずここに3泊することにする。ダイマルホテルは台湾人のおばさん(途中まで日本人だと思っていたが)が経営していて、この人が色々世話を焼いてくれ、すごいお世話になる事になる。パキスタンの「ニュー・ツーリスト・コテージ」みたいな感じか。「メゾン一刻」や「ゴリラーマン」などの日本の本などもあり、宿泊者はほとんど日本人で旅行者もいるがリトルトーキョーなどで働いている日本人も多いようだ。ここでラスベガス&グランドキャニオンのツアー150ドルを見つける、ホテル代込みでこの料金は安い。「ロス→ラスベガス」の航空券をキャンセルしてこのツアーに参加しようとするが、航空会社に電話が繋がらないので明日にする。料金は全て払っていて返してくれと言う訳でないので問題ない気がするが・・・
ホテルで少し休んで宿の近辺をブラブラする、この頃になると日差しも強くなり、半袖で十分くらい。1stから8Stまで行き、宿まで戻る。地図を見ると結構歩いたようだ。そのあとユニオン駅〜オルベラ街〜チャイナタウンまで歩く。結構歩ける範囲に色々ある事がわかる。歩いてみた感想は携帯電話を使っている人がすごい少ないという事、これはメールを使ったり携帯でウェブサイトを見る文化が無いからか。(※後で分かったがこの辺りは所得水準が低いので使っている人自体が少なかったのも理由の一つだと思われる。)あとペットボトルを持っている人をあまり見かけず、コンビニもタイや台湾ではそこらじゅうにあったがこの辺りでは見かけなかった。(※コンビニも所得水準が高いと思われる地域にはあり、ラスベガスではペットボトルを持っている人はたくさんいた。)あと白人、黒人、ヒスパニック問わずとにかくデブが多い、日本ではありえないデブがたくさん居る。日本でもメタボリックとか納豆ダイエットとか流行ってるけどそういう意識があるだけマシというかどうしたらこんなに太れるんだろうか。まあでもホットドックやピザやハンバーガーなんかをコーラと一緒に毎日食べてれば太るよな。コーラ飲み放題だし。
夜、リトルトーキョー周辺を歩くがこの周辺以外はちょっと歩けるようではないかもしれない。夜は結構寒く半袖だと少し寒い。宿でビールを飲みながらおばちゃんや日本人旅行者と話しをする。バトワイザーの350mlが1.2ドルだからビールは比較的安い、電池とかカミソリとかは日本に比べてだいぶ高い。時差ボケと歩き回ったせいで疲れていると思うがあまり眠くない。知らない場所で気分や高揚してるんだろうか。