モバゲータウン考察(1)

モバゲータウンという携帯サイトがある。
無料でSNSやゲームが楽しめるサイト(主な目的はコミュニティだと思われる)で、サイトオープンして9ヶ月で会員数が200万人を越し、1日1万人のペースでユーザーが増えている。高校生の3人に1人はモバゲータウンのユーザーらしい。運営会社は「株式会社ディー・エヌ・エー」で「ビッターズ」「モバオク」「モバコレ」といったサイトを運営していて「ポケットアフィリエイト」というアフィリエイトネットワークを持っているので、こちらで最初は会員を積極的に集めたのではないだろうか。あとは無料HPや2chなどの掲示板で「モバゲータウン」のリンクを多数見かける。社員かバイトかアフィリエイターが貼り付けていると思われる。ある程度のユーザーは自社のネットワークを中心に行い、その後はモバゲーの中でモバGというものがあり、このモバGを貯めるとアバターなどを買うことが出来る。友達を紹介するとモバGがもらえる仕組みになっており、モバG欲しさに友達を紹介し、その連鎖がユーザーが加速度的に増えていった一番の要因だと思う。
私はポケットアフィリエイトと取引があり、そこの担当者に紹介され会員になった。ユーザーとは何度かメールなどしたがゲームはほとんど利用していない。現在はあまりアクセスすることも無い。

モバゲータウン
http://www.mbga.jp/

株式会社ディー・エヌ・エー
http://www.dena.ne.jp/

ポケットアフィリエイト
http://smaf.jp/

サイトの詳細、遊び方などは下記が参考になる。

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0611/27/news033.html

http://blog.mynet.co.jp/hashizume/cat29/

モバゲータウンのビジネスモデル、今後の展開などについて考察したい思う。

会員数が200万もいると様々な展開が可能になる。
モバゲータウン内で月額210円の地図のサービスの広告(アフィリエイト?)を出したところ1ヶ月で3,000件会員獲得したらしい。地図のサイトで3,000件獲得出来る事が驚きだが、会員数は多いがユーザーの7割が中高校生のサイトである、そんなに地図のサービスの需要があるとも思えない。ユーザーは恐らくこのモバG目当てで会員となったと思われる。ユーザーはモバG目当てに色々なサイトに登録し、サイト内に貼ってある広告をクリックする。
また母数が多いからかブランディングなのかは判らないが、成人男性が主なターゲットであるカービューモバゲータウンに広告を出稿していた。

また株式会社ディー・エヌ・エーにて運営しているその他のサイトにもシナジーが見られる。
iモードの公式サイト「ファッション/コスメ」のカテゴリの中の「ファッションショップ」の10/1〜10/31の集計で「モバコレ」が1位になっている。7/1〜9/30の集計では「モバコレ」はブービーなのでこの躍進はモバゲーの影響だと思われる。モバゲーのトップには「モバコレ」のリンクがあり、「モバコレ」で買い物をするとモバGがもらえるインセンティブが付いている。
詳細は下記にて。

http://www.future-planning.net/x/modules/news/article.php?storyid=1854